
朝1時間ルールを101件で検証。9:45以降のエントリーは合計-53,325円でした
新規エントリーを朝9:45までに区切る自分のルールを、明細が残る24日101件のデータで検証しました。9:45以降のエントリーは合算-53,325円、日をまたいだ持ち越し3件も合計-119,275円とすべて損失でした。
検証期間中のデイトレ記録です。
投資助言ではなく、自分のルールを守れたかを残すための記録です。
自分のルールでは、新規に買うのは朝9:45までと決めています。
朝の1時間だけ集中すれば、あとの時間は無理をしなくていいという考え方で作ったルールです。
このルールが実際の数字でも裏付けられているのか、公開済みの記録から確かめてみました。
朝の時間帯ごとの勝率と損益
時間帯ごとの勝率と損益は、取引の明細が残っている24日ぶん・101件のトレードだけを対象にしています。
公開済みの記録は33営業日ありますが、残り9日はその日の合計損益しか記録がなく、時間帯ごとの集計には使えません。
まず、買った時刻を9:00-9:15、9:15-9:30、9:30-9:45、9:45-10:00、10:00以降の5つに分けて集計しました。
時間帯 | 件数 | 勝敗 | 勝率 | 損益合計 | 平均損益 |
|---|---|---|---|---|---|
9:00-9:15 | 23件 | 18勝5敗 | 78.3% | +10,100円 | +439.1円 |
9:15-9:30 | 37件 | 29勝8敗 | 78.4% | +16,250円 | +439.2円 |
9:30-9:45 | 17件 | 11勝6敗 | 64.7% | -72,050円 | -4,238.2円 |
9:45-10:00 | 10件 | 8勝2敗 | 80.0% | +21,300円 | +2,130円 |
10:00以降 | 14件 | 10勝4敗 | 71.4% | -74,625円 | -5,330.4円 |
9:00-9:15と9:15-9:30は、勝率78%台で安定してプラスでした。
9:30-9:45は勝率64.7%で、損益合計は-72,050円とこの101件の中でいちばん大きく崩れた時間帯でした。
9:45-10:00は件数こそ10件と少ないものの、+21,300円とプラスでした。
10:00以降は勝率71.4%と数字だけ見れば悪くないのに、損益合計は-74,625円とこの101件の中でいちばん悪い結果になりました。
9:45以降に買ったトレードの実態
自分のルールでは、新規に買う締め切りは09:45です。
09:45より後に買ったトレードは、時間帯の区分でいうと9:45-10:00と10:00以降の2つにまたがります。
この2つを合わせると24件、18勝6敗、勝率75.0%、損益合計は-53,325円でした。
内訳は9:45-10:00が+21,300円、10:00以降が-74,625円です。
この24件のうち、締め切りを大きく超えていたトレードが8件あり、損益合計は-71,775円でした。
締め切り直後の猶予として扱われたトレードは9件あり、損益合計は+33,850円でした(残りの7件はどちらの分類にも当たりません)。
この2つの分類を含む、違反全体の内訳はルール違反の全数調査にまとめています。
勝率だけを見ると75.0%は悪くない数字に見えます。
でも損益で見ると、9:45-10:00のプラスを10:00以降の大きなマイナスが上回り、09:45より後に買ったトレードは合計でマイナスでした。
実は、この検証を最初に6日分の記録だけで見たときは、09:45より後に買ったトレードは合計でプラスに見えていました。
今回、公開済みの記録全体で集計し直すと、結果は逆転してマイナスに変わりました。
少ない件数で見ていた良い結果が、期間を広げると崩れる実例だったと思います。
10時以降まで持った取引の末路
買った時刻ではなく、売った時刻が10:00以降だったトレードも別に集計しました。
該当は40件で、29勝11敗、勝率72.5%、損益合計は-33,600円、平均は-840円でした。
これも6日分の記録では合計+11,400円のプラスに見えていましたが、公開済みの記録全体で集計し直すとマイナスに反転しています。
この40件の中でも重いのが、その日のうちに手じまえず、日をまたいで持ち越したトレードです。
実際に日をまたいだ持ち越しは、確認できた範囲で3件ありました。
1件目は2026年6月25日のソフトバンクグループです。
14:19に買ってから、その日のうちに手じまうことができないまま持ち越し、翌6月26日の09:18に売却され、損益は-80,475円でした。
この日の記録には、損切り(損を覚悟して売る注文)を、下がっていく株価より上の指定した値段で置いていて、値段を指定しない成り行きの注文には切り替えなかった、という振り返りが残っています。
一日信用取引はその日のうちに売り切るのが前提の口座で、持ち越すと証券会社側で強制的に売却されます。
2件目と3件目は2026年7月3日のパナソニックHDです。
7月2日の連勝の勢いに乗って200株を09:37と13:13の2回に分けて買った分が、翌7月3日の09:06にまとめて強制的に売却されました。
個別の損益は-24,500円と-14,300円で、トレード単位の合計は-38,800円です。
ただしこの-38,800円には、持ち越しにかかった金利など、それぞれの持ち株に振り分けられない諸経費が含まれていません。
諸経費を含めた精算額は-42,375円(値幅-38,800円+諸経費-3,575円)でした。
7月3日という日全体の公式な損益は-42,475円で、これはパナソニックHDの-42,375円と同日に取引した別銘柄IHIの-100円を合わせた数字です。
確認できた3件の持ち越しは、合計すると-119,275円で、すべて損失でした。
この3件が負け全体の中でどれだけ重いかは、負けトレード25件を並べた記事で型別に数えています。
6日分の記録にあったような、持ち越しがプラスに転んだ例は、公開済みの記録全体には見当たりませんでした。
朝1時間ルールの根拠は裏付けられたか
このルールを作ったときのルールブックには、9:30から10:00で-48,650円、10:30以降で-52,875円、負けは監視できない時間帯や型がない時間帯、疲れている時間帯に集中していた、という記述があります。
同じルールブックには、台帳で唯一プラスが実証されたゾーンは9:00から9:15で、+21,500円・16回だったという記述もあります。
今回の集計とルールブックの集計は、時間帯の区切り方も対象の期間も完全には一致していないため、金額をそのまま1対1で比べることはできません。
それでも、朝の早い時間帯ほど成績が良く、9:30以降や10:00以降で崩れるという傾向そのものは、今回の101件の集計とも一致していました。
9:00-9:15と9:15-9:30が安定してプラスで、9:30-9:45と10:00以降がこの101件の中でいちばん悪いという結果は、ルールブックが挙げていた傾向を裏付ける形になったと思います。
まとめ 再現性の限界
今回まとめたのは、24日・101件の明細に基づく時間帯ごとの成績と、公開済み33営業日の記録にある持ち越しの実例です。
この33営業日の通算損益は-55,200円で、負け越しています。
09:45より後に買ったトレードは、少ない件数で見ていたときはプラスに見えたのに、期間を広げるとマイナスに変わりました。
これは自分の記録を振り返っただけの結果で、同じルールが他の人や違う相場でも同じように機能するかを保証するものではありません。
朝早い時間ほど数字が安定していて、時間が経つほど崩れやすいという傾向は、今のところ自分のルールを続ける理由になっています。
全期間の集計は、振り返りダッシュボードでも確認できます。